since 2005年8月12日
感じ入ったように眉根を寄せる表情が酷く艶かしい。 不意に力が抜けてクタリと凭れた時任の背に腕を回すと、譫言めいた言葉が耳を刺す。 「やっぱ久保ちゃんが最高だよな」 「……ねえ、ソレ誰と比べてんの?」 「比べるも何も、」 お前が一番美味い、っつってんの。