since 2005年8月12日
「なあ、何怒ってんの?」 「分からない?」 そう、久保田が見下ろす視線は何処までも冷たい。 「俺が滝さんちに泊まったから?」 「あー、やっぱり滝さんか。ご丁寧にこんなのまで付けさせて」 「別に良いじゃん」 どうせ、久保ちゃん喰う前の前菜に過ぎないんだから。